※先日サイトの使い方を書いたGearBestさんから提供して頂き記事にしております。
今回は中国のXiaomiという現在激アツなスマホメーカーのRedmi Note 4を使わせて頂きましたのでレビューしてみます。
某社のパクリなどと言われておりますが、世界でシェアを伸ばし続けているXiaomi。
Redmi Note 4には3GB/64GBと2GB/16GBのモデルがあり、手元にあるのは後者の方です。価格は執筆時点では、$170.63/$245.99と安いモデルは2万円を切る価格と格安ですね。高い方もスペックに比べると安いのでは?
さて、早速レビューを書いていきます。
Xiaomiのスマホにはモデルがいくつかある
XiaomiはAndroidベースのMIUIというOSを使っております。
中国のいろいろな事情により、同じ型番でも中身が違うものがあります。
1.中国版
2.グローバル版
3.ショップカスタム版
1つ目はGooglePlayが入っていません。(入れることは可能。後述。)
2つ目のグローバル版は最初からGooglePlayが入っています。
ショップカスタム版は日本語を入れてくれたりそれぞれのショップがカスタムしているものです。
今回手元に届いたものは1つ目の中国版でした。(他のGearBestさんから購入した方なんかを見ると基本的には日本向けにカスタムされたものが届くようですが…提供された品だからか、まだ機種がカスタムに対応してないのかは分からず。)
で、あとでスペックを書きますが、届いた時のOSはMIUI7で、OTAでMIUI8.0.9中国版にしてみました。
(グローバル版の8.0.3を入れようと思ったのですが、ROM焼きは手元にMacしかないので難しく、中国版のロケールを日本にすることしか出来ませんでした。最後に書きます。)
さて、早速レビューをしていきましょう!
外観等
国際郵便ってワクワクしますよね。発送連絡があってから確か4日くらいで届きました。
ダンボールから出したら箱!箱に付いてるシールがなかなかしぶとくて剥がすのを諦めましたwオシャレな箱ですね。入ってるのは簡易的な紙、本体、USBケーブル、AC(日本で使えます)、SIMトレイを出すピン。
裏面にもシートが。剥がすと一番下のシール以外は全部剥がれる感じ。カメラの下の丸いやつは指紋認証(結構優秀)です。
5.5インチのいわゆるファブレットというやつです。画面がかなり大きく感じました。
左上が底面、右上が上面、左下がSIMトレイ(Micro1,nano1orMicroSD1のデュアル)、右下は厚みをライターと比べた画像です。やっぱりイヤホンジャック必要だよねw
右上の真ん中の丸いのは赤外線です。
使ってみた&GooglePlayの入れ方
実際に使ってみた感じを書いていきます。
まずは上の方で書いたように、中国版でもGooglePlayが入るので、その入れ方を紹介してみます。
GooglePlayの入れ方
デフォルトでいくつかアプリが入っているのですが、1ページ目のオレンジ色のアイコンの「mi」と書いてあるAppStoreをタップし、「google」と入力します。(画像左側)
するとカラフルな「谷歌〜」というのが出てくるのでそれをインストールしようとします。(画像真ん中)
で、右の画像の下の方にある青丸を押そうとするとちょっと待てと言われます。
設定に飛ばされる(画像右)ので、そのままSETTINGへ行き、「Unknown sources」にチェックを付けて(画像左)、再び先程の青丸をタップ。そしていくつかGoogle関係のものをインストールしていくと青丸だったのが赤い丸に変わります。これで完了。(画像真ん中)ここの説明は画像の順番がごちゃごちゃしててすいません。
ホームにいくとGooglePlayが置いてあるので、タップしてGoogleのアカウントでログインします。(画像左)
通常通りGooglePlayが使えます。この記事を最初に書いた時、僕は英語設定だったので英語のままですが、ロケールを日本にしてたら日本語表記になります。(画像真ん中)
普通にChromeアプリで検索してみると英語で使ってる端末でも日本語でページが表示されます。(画像右)
スペックや実際に使ってみた感想
今回手元にあるのは下位モデルの2GB/16GBでしたが、激しいゲームをしたりしない限り、普通にスマホとして使うには問題ないと思いました。
以下スペックです。
(GearBestさんのサイトに詳しく画像もあるので宜しければそちらもどうぞ。
2GBモデル→Xiaomi Redmi Note4(2G/16GB):Online Shopping| GearBest.com
3GBモデル→Xiaomi Redmi Note4(3G/64GB):Online Shopping| GearBest.com)
Main Features:
CPU: Helio X20 Deca Core 2.1GHz
GPU: Mali T880 MP4
System: MIUI 7 ( or MIUI 7 Above )
RAM + ROM: 2GB RAM + 16GB ROM
Display: 5.5 inch 1920 x 1080 ( FHD ) screen 401 PPI
Camera: Rear camera 13.0MP, f/2.0 aperture, 5-element lens, Continuous shooting, Panorama, PDAF auto-focus
Front camera 5.0MP, f/2.0 aperture
Bluetooth: 4.2
GPS: GPS/A-GPS/GLONASS/Beidou
Sensors: Accelerometer,Ambient Light Sensor,Gyroscope,Hall Sensor,Proximity Sensor
SIM Card: Dual SIM, dual standy, 1 micro SIM, 1 nano SIM
TF Card Expansion: Accepts compatible cards up to 128GB ( not included )
Network:
2G: GSM 900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz
4G: FDD-LTE 850/900/1800/2100/2600MHz
こちら、デュアルSIM端末で、僕は現在nanoSIMのmineoAプランの通話SIM(VoLTE)しか持ってないので検証不足なのですが、
SIMスロット2に入れて使ったところ、auのデータは掴めて通信出来たものの、通話は不可能でした。設定がおかしいのかしら。
iPhoneSEで使用しているmineo(au系)のVoLTEのSIMをSIMスロット2に入れて設定から「SIM cards &mobile networks」で「VoLTE enabled」のチェックをオフにしたら通話可能でした。また、普通にLTEも掴みデータ通信も可能でした。
この辺の周波数帯って分かりにくいから予め合ったSIMを用意することをオススメ。(もっと検証したらアップする…かも?)
動きに関してはまずまず実用には問題ない感じだと思います。
それなりに動きました。ネットサーフィンやメール、軽いゲーム程度ならこれで全然いけそうです。
以下がベンチマーク。(Antutuのver6だったと思う)左がiPhoneSEで右が当端末。
Antutuはver6になって1.5倍くらいになったとか言われてます。
ver6で色んな端末を調べてた他のサイトを見る限り、下位ながらも結構健闘している感じでした。
が、やはり音ゲーとか3Dゲームとか激しいものには弱い。(3GBモデルは分からないけど…)
指紋認証はスピーディーにこなしてました。
写真は13MPとまずまずな感じ。レンズ明るいんだなぁって思いました。
あとはやっぱりデザインが良いですね。格安スマホにありがちなチープな感じがあまりしないです。バッテリーが4000mAhというのも驚き。まだ実感してないけど。
5.5インチの大型ってのも情報量が多くて悪くないなぁと。今4インチのiPhoneSEをメインに使ってますが、たまに小さいなと思うこともあるので。まぁでも手が小さいので片手操作出来る小さいほうが好きだったりはしますwサイトの閲覧とかなら大きい方がいいのかもなぁと。
それとSIMスロットを一つ潰してしまいますが、128GBまでのmicroSDを読むのでそれも普段iPhone使ってる立場としてはいいなぁと。最近SD安いしね。
microSDを使うのであれば(ていうかこの2GBモデルだと使った方が良いと思う)、SIMカードはmicroSIMでお願いします。microSDはnanoSIMのスペースに入るので。
ドコモ系やソフトバンク、あとauのVoLTEじゃない電話+データのSIMが手元に無く動作確認を出来てないので何とも言えませんが、データ通信は確実に出来たのでデータ専用端末としてタブレット代わりに持つのもありかも知れません。それかガラケーと2台持ちとか。(←追記:au系mineoVoLTEのSIMで通話&データ通信可能だったので普通にスマホとして一本で持つことも可能ですね。docomo系も恐らく大丈夫、softbankは不明。)
気になった点
純正音楽アプリに音楽を入れてみたんですよ。
聞いてたらアートワーク部分(真ん中に出る画像みたいな)に30秒に一回くらい広告が出るんですよね…
折角雨宮天ちゃんのかわいい顔を見ながら音楽を聞いてたのに!涙
そういうXiaomiの純正アプリに出す企業さんの広告費用なんかで端末価格を抑えている部分もあるのかも知れませんね。
何かしら他の音楽アプリをGooglePlayから取ってくるしか。
ていうか日本も中国もプリインアプリってアレなのが多いよなぁって。笑
あとは中国版をそのまま使っているので、文字を入力してる時(Googleの日本語入力を入れました)にフォントが中国っぽい!嫌いじゃないけどw
でもChromeなんかで表示するとフォントが日本っぽくなるし…謎!
まぁ一癖も二癖もある端末ですが、面白い端末であることは確か。
そして多分使いこなせばかなりオトクな感じなんだと思います。
ROM焼いたりして。
追記:日本語化をMacでしてみた
ROM焼きは手元にWindowsが無いのでグローバル版を焼けないのですが、とりあえず中国版のロケールを日本にしてみました。(adb環境を整える方法と日本語化するための呪文はこちらのサイトを参考にしました→Macでadbコマンド・fastbootコマンドを使えるようにする方法、中国大陸版『Xiaomi Redmi Note 3 Pro』を非rootで日本語化してみた!International版と比較してみた)
手順としては「Macでadb環境を整える→スマホ側をデバッガーモードにする→ターミナルで呪文→スマホ側でMoreLocale2で日本語を選ぶ」という感じ。
すると以下のように日本語化されます。(されない部分もあるけど)
上の方でアップした画像では英語だったGooglePlayなんかも日本語表示されてます。
おわりに
技適問題は最近緩くなり、多分もっと東京五輪に向けて改善されると思います。
詳しくは総務省の「電気通信事業法等の一部を改正する法律の施行等に伴う関係訓令及びガイドラインの改正について」で検索!
一応そこら辺は自己責任で使用しましょ。
またグローバルROMを焼けたり日本語化出来たりしたら追記するかも知れませんがとりあえずこのへんで。
→今回使わせてもらった端末はこちらから。Xiaomi Redmi Note 4: GearBest
↓提供して頂いたGearBestさんのサイトは以下から。
GearBestさんのサイトの使い方のページ→【PR】海外ガジェット通販サイト「GearBest」の使い方を説明してみる!