(2019/03追記:相変わらず父は公募ガイドを読んで川柳などを応募しています。公募ガイドを年間購読してしまうくらいにハマっていますね。)
うちの父親は現在60を過ぎていて退職してから一年近くが経とうとしています。
退職してからの父はボーっとテレビを見ていることが多く、「これボケていきそうだなぁ」と心配していました。
しかし、とあるきっかけでボケ防止になる趣味を始めましたので、紹介します。
新聞社の数独問題に応募して賞金ゲット
我が家で取っている新聞に、たまにナンクロ(数独)の問題が載っています。
それをたまーに父が解いているんですが、とある週に「今週のは難しかったからみんな解けてないはず!」と言い出し、新聞社に回答を送りました。
その数週後、父宛に賞金が。
二千円くらいだったかな…そんな大金ではありませんが、実際に応募して当たったこと、そして退職後に自分でお金を稼いだことが嬉しかったんでしょう。
その日のうちに数独の本を買ってきていましたw
それまでの退職後の父親はボケ一直線だった
最初に書いたんですが、父親はいつも朝の3時や4時に起きてCSやBSで海外ドラマをボケーッと見ており、あとは好きな植物の世話くらいをしている生活でした。
それはそれで退職後の過ごし方としては有りだとは思います。
しかし、僕と母は何か「このままじゃボケそう…」と心配していました。
父の母も認知症が進んでおり、遺伝するのかどうかは知りませんが、父も同じようになってしまうのでは…と思っておりました。
母が「何か勉強でもしてみたら?」と父に一度言ったことがあり、その後は毎朝テレビを見る前に英語の勉強をしていたようですが、やはり何か僕から見てもハリがない生活で大丈夫かなぁと思って見ていました。
そこで今回の数独の話に繋がります。
数独、公募ガイドで川柳
先に書いたように新聞社の数独で賞金を獲得した父。
ナンクロ本を買ってきました。
その後、着々と解いていっておりましたが、さすがに数独だけじゃ飽きたのでしょう。
自ら「公募ガイド」という色んな公募が載っている本(川柳や俳句・写真などの様々な公募が載っている本です)を買ってきて、それに載っている公募にどんどん応募しているようです。
朝方僕が実家のリビングに行くと、それまではテレビを見ていた父が、英語を勉強していたり、頭を捻りながら川柳を考えたりしている様子を見て、「これ、認知症予防に良さそうだぞ!」と思った訳です。
自信満々に作った川柳を僕に教えてくるんですが、センスはいまいちですが…
当選せずに飽きないかが今は心配ですが、真面目な人間なので当たるまで続けてくれそうです。
(2019/03追記:3-4ヶ月に1回は何らかの賞に引っかかり、商品や賞金を貰えるようになっています。公募ガイドの雑誌の元を取れているようで何より。)
ということで、僕の父親は現在、
・英語の勉強
・数独
・公募ガイド(川柳や俳句)
で認知症予防になりそうなことをしています。
このままボケなければいいなぁと思って生暖かい目で見守っていこうと思います。
その他認知症予防になりそうなもの
とりあえずうちの父親がやっていることを書いてみたのですが、他にも認知症予防になりそうなものをいくつか紹介してみます。(僕の父にもやらせたいところ)
食生活
コレステロール値を下げるようなものが良いそうです。
コーヒーなんかも良いそう。
あとはゆっくり食べるということ。他の生活習慣病の予防にも良いですし。
アルコールは控えめに。(父はアル中になりかけ)
生活習慣
生活習慣病と認知症は関係があるそうです。
食事ももちろんですが、他にも気をつけることがあるようです。
昼寝の時間を長くしないのも大事だということです。
運動
生活習慣病と認知症の関係、と書きましたが、そのためにも運動は欠かせません。
ウォーキングやジョギング、水泳など有酸素運動をし、脳を活発にすることが大事だとか。
ゲーム
今回のうちの父のような数独も良いらしいです。
数独やパズル、他にも将棋・囲碁・麻雀など頭を使うゲーム、
他にはボウリングや卓球なんかも良いそうです。
カラオケもストレス発散や高血圧予防に良いとのこと。
何らかの組織に所属する
グラウンドゴルフやゲートボールなんかは運動にもなりますし、コミュニティに参加することで会話が増え、ボケ予防になるそう。
会話は家族とはもちろん、他人ともどんどんするべきだそうです。
カラオケサークルなんかも良さそうですよね。
父はあまり人の輪に入っていくのが得意じゃない方なので、ちょっとそこは克服して何かのコミュニティに入って欲しいところではありますが…無理矢理人間関係を築くことでストレスになり…ということもあるので無理はさせたくないところ。
人と触れ合うのが好きな人は是非何かに入った方が良さそうですね。
ペットセラピー
猫や犬の室内飼いをすることで認知症予防になるそうです。
感情豊かになるからだとか。
ペットセラピーといいますしね。
ただ、高齢になってからペットを飼い始めるということはリスキーですよね。
本人が世話をできなくなった時にケアが出来る周りの協力体制が必要ですね。
我が家でも犬を飼おうという話が出ては消えますが、いざ両親が亡くなりペットだけ残った場合、ニートの僕が(金銭的に)育てていけるかという問題があります。難しい。
ちょくちょく猫カフェなんかに行くのも良さそうですね。
おわりに
僕の父がやっている認知症予防と、ざっと調べてみた認知症予防方法を書いてみました。
まだ60代ですし、僕自身ニートをしていて迷惑をかけっぱなしなので、僕が何かしらの親孝行が出来るようになるまではボケてほしくないところですね。。
お酒も多いですし、色々と認知症や生活習慣病を予防するためにこちらからアイデアを父に出してみようと思います。
ちなみに公募ガイドで俳句を考える機会も多いため、
父に季語辞典を買ってあげました。