(2018/07追記:また夏です。執筆後かなり経過していますが毎年こちらが夏になると読まれます。ただの注意喚起と私の体験談ですが是非読んでください。先日父が熱中症になりました。幸い軽症でしたが…皆様もお気をつけ下さいね。)
▼以下本文▼
熱中症の話です。
現在僕はニートをしています。その原因になったとも言える熱中症。
今回はその怖さについて書きたいと思います。
本当に熱中症は危険なので、ヤバイと思ったら(というか思う前に)涼しい場所に避難&給水をしましょう。
僕と熱中症の関係
僕は中学3年の夏、猛暑の中、外での部活動をしている最中に熱中症になりました。
それから一週間程、40度超えの熱が続き、本気で死ぬかと思った程です。
厳しい部活ではあったものの、水飲むな!という時代ではないので、
水分も塩分はそれなりにとっていたつもりだったのですが、やられました。
ちゃんと対策しても炎天下での激しいスポーツは危険ということですね。
スポーツやジョギングやウォーキングの際は時間帯問わず気をつけたいところですね。
熱中症で失ったもの
熱中症で失ったものはたくさんあります。
僕の部活は全国大会へ行くような強豪校だったんですが、
倒れた後に部活に復帰出来ず、他の部員たちに迷惑を掛けてしまいました。
全国で戦う機会、仲間の信頼を失いました。
あと僕は中学3年までは塾での偏差値が80近い神童(って程じゃないけど優れていた)だったので、
東大や医学部を輩出する私立難関校に行くはずでした。
しかし、熱中症の後から受験までの半年、後遺症のような症状(吐き気や体温調節が出来ない)が続き、
長時間座って授業を受けたりすることが出来なくなってしまい、
塾は辞め、学校もしょっちゅう早退したり休んだり保健室登校したりし、
もちろん勉強も手につかなかったので私立受験を諦めることになりました。
他にも、現在メンタルの不調を訴えて病院に通っておりますが、
この現在の具合の悪さも中学の時の熱中症が無ければ患ってなかったかも知れません。
15年も経ってるし、因果関係があるか分かりませんが、病院の先生は関係があるかもとのこと。
ちなみに熱中症になった当時、色々検査をしたのですが、特に体の数値には異常なしでした。
その後心療内科に行ったら「自立神経失調症」と言われ、漢方を暫く飲んでいました。
熱中症の後遺症
熱中症になると後遺症が残る場合があります。
重度の熱中症の場合は、脳障害や腎障害、軽い場合も吐き気や倦怠感などが残ります。
軽い後遺症の場合は1ヶ月くらいで治りますが、
この後遺症が出ている期間というのは再び熱中症にかかりやすいのでくれぐれも安静に過ごして下さい。
僕自身も熱中症になった後は自律神経が完全におかしくなり、
15年程経った今でも体温調節が苦手なままで夏場はほとんど外に出られません。
熱中症の予防
・しっかり日頃から睡眠を摂ること!睡眠の質を高めるならこちらの記事を読んでみてください。
・体調の悪い時は外での運動を控える。外出自体、控えられたら控えた方がいいかと思います。
・帽子を被る。僕みたいに頭がデカイ人もネットならサイズが合う帽子があるので探して買いましょう。
・こまめな水分補給。喉が渇いた、と思った時はもう水分がかなり失われている状態なので、喉が乾いてなくてもこまめに飲みましょう。
・無理だな、と思ったときの判断は早めに。無理しないで休みましょう。
・最近評判の塩分補給タブレットを頻繁に舐めるのも良いかと思います。
・室内でも熱中症になります。エアコンを付けたりこまめな水分補給を。特に高齢者や女性はエアコンが苦手で付けない人が多いですが、絶対に付けて暑さをしのいでください。
【豆知識】水分補給にOS-1というものが良いと言われていますが、経口補水液は自分でも作れます。水1L:砂糖40g:塩3gの割合です。レモン汁なんかを入れると飲みやすいです。しっかり計って作りましょう。熱中症対策飲料として良いみたいです。
熱中症になったら〜対策〜
もし自分や誰かが熱中症になった場合は、すぐに涼しい場所に移動し、
衣類をゆるめ、水分と塩分を補給し、体を冷やしましょう。
猛暑の中で青白い顔をしていたり、汗が止まっている人を見たら注意です!
水分や塩分を摂るように注意喚起してください。
意識がはっきりしなかったりヤバイと思われる時はすぐに救急車を。(僕は救急車を呼ばずの対応だったので後々長引く結果になったのかと思われます。なった日の夜に救急病院に行きましたが軽く手遅れ感が…)
おわりに。
本当に、毎年何人も病院に運ばれ死者も出てる熱中症なので、自分は大丈夫だと思わず、くれぐれも無理はしないようにしましょう。
僕のようなヒキニートも室内での熱中症が危ないのでエアコンだったり扇風機で対策をしっかりしたいと思います。
熱中症の後遺症かどうかは分かりませんが、15年経っても体調がずっと優れません。
素早い対処と予防が必要です。気をつけたいところですね。
一人でも僕のような感じになる人が減ってくれるのを願っています。
熱中症は本当に怖いです。
運動する人は「自分は大丈夫」などと思わないこと、「仲間が具合が悪そうだったら無理させないこと」を。
顧問の先生や親御さんは「くれぐれも無理をさせない、様子がおかしかったらすぐ止める」ことを、もしなってしまったら「心配し過ぎるくらい心配して欲しい」ということをお願いしたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
2018年の夏も猛暑になりそうとのこと。
岐阜の多治見で40度オーバーを記録したり、小学生の課外授業で死者が出たりしています。
本当に皆様気をつけましょうね。
評判の塩分補給のタブレットを貼っておきます。是非買っておいて損はないので買っておきましょう。