イヤホン・ヘッドホンが好きでこれまで何個もレビューを書いてきました。
今回はBeatsXというワイヤレスイヤホンを購入したのでレビューを書いていきます。
Apple製品を愛用している方に特におすすめのイヤホンです!
BeatsXのスペック・性能・特徴
まずはBeatsXについてスペックや特徴などを紹介していきます。
BeatsXのスペック・特徴
BeatsXは2017年発売で、発売当初は14800円でした。
その後値下げやモデルチェンジが行われ、2019年夏に私が買った時点では、
9800円という価格になっていました。
ただ、値下げに伴い、付属品が一部カットされてしまったりしています。
以前はAppleMusicの3ヶ月分カードや、イヤホンケース、ウイングチップなどが付属していました。
このBeatsXですが、AppleのW1チップを搭載しているのが最大の特徴でしょう。
AirPods初代やBeatsの他製品にも搭載されていますが、
Apple製品(iPhoneやMacなど)の間でシームレスに接続ができます。
他のBluetoothイヤホンの場合、iPhoneに接続するだけでもやや面倒ですし、
一度iPhoneに接続したイヤホンをMacに接続しようとすると非常に手間がかかりましたが、
BeatsXではその手間が省けて、非常に楽にワイヤレスイヤホンを使うことが可能です。
また、BeatsXはiPhoneと同じLightningケーブルで充電することが可能なので、
iPhoneユーザーであれば、持ち歩くケーブルの数が減るのも良いところです。
5分の充電で2時間再生できるバッテリー持ちの良さも強みです。
完全単体ワイヤレスではなく、ネックバンドで繋がっていることで紛失の危険からも守ってくれます。
また、ボタン操作で音量調整や通話応答なども可能となっております。
BeatsXの外観
実際にいくつか写真を載せていきます。
外箱はこんな感じです。
外箱を開けるとこんな感じ。
付属品は現在はケーブルとイヤーチップのみです。
Lightning端子で充電します。
着用するとこんな感じ。ネックバンドでクビにかけて使います。イヤホン同士がマグネットでくっつくので、AirPodsと違いその都度ポケットなどに入れないで良いので便利です。
BeatsXを購入した理由・決め手・比較した商品は?
今回なぜBeatsXを購入したかを書いていきます。
そもそも私はヘッドホン派で、普段も音楽を聴くときはイヤホンをあまり使いません。
しかし、最近「耳うどん」と揶揄されていたAirPodsも認知度が上がり、普及したことや、
友人の使用したW1チップのシームレスっぷりの感想を聞いて、私も欲しくなってしまいました。
AirPodsを買おうかなと思ったのですが、AirPodsは18000円ほどします。高いです。
毎日通勤で音楽を聴く人であればそれくらいの投資はありかなと思いますが、
私は生憎引きこもりです。逆に紛失のリスクはありませんが、家で使うだけのイヤホンにしては高いです。
そこで、現時点でW1チップ(最新はH1チップです)が搭載された、
一番安いイヤホンであるBeatsXに白羽の矢が立ったわけです。
BeatsXも定価が9800円、今回私が買ったネットショッピングでは、
dポイント還元や値引きがあり実質7000円ほどでした。
AirPodsに比べると安いですが、私にとっては安い買い物ではありませんでした。
ワイヤレスイヤホンの決定的なデメリットとして、バッテリーの劣化が挙げられます。
大体、1年か2年も使えばバッテリーがかなりヘタってきてしまいます。
AirPodsの2万円弱、2年使うとして年間1万円はやはり高いですね。
ということでは年間3500円くらいで使えるBeatsXを買ったというわけです。
2年使えればまぁいいか、という感じです。
Beatsは現在はAppleが買収したことにより、最寄りのApple修理拠点で1年間保証修理が可能なのも良いですね。
BeatsXを実際に使った感想・低音や高音の音質は?
BeatsXを買うにあたって、色々なサイトやYoutubeを見ました。
そこでも多く語られていますが、音質はかなり良いかと思います。
シャリシャリした感じの音質で好みは分かれそうですが、
AirPodsに比べると全然良いかと思います。
そもそもAirPodsは開放型、BeatsXはカナル型という違いがあるので当然ですが。
(とはいえ、私はAppleイヤホンの閉塞感がない感じは好きです。音漏れはするけど)
で、私はイヤホン、ヘッドホンに低音を求める方なのですが、
BeatsXに関しては低音が軽いと感じました。
人それぞれ感じ方は違いますが、こんなもんなのか、と少しガッカリしました。
というのも、多くのサイトでは低音が良いと書いてあったので期待していました。
これから買う方で低音に期待している方はそこに注意が必要です。
低音の良さといえばヘッドホンですが、スカルキャンディのクラッシャーというものがおすすめです。
低音に合わせて振動する面白いヘッドホンです。
SKULLCANDY(スカルキャンディー)の「CRUSHER」(クラッシャー)購入。レビュー。
振動することで話題のSKULL CANDYのCRUSHERというヘッドホンを購入してみたのでそのレビューです。面白いヘッドホンなので是非体験して欲しいものです。
これまでレビュー依頼や自腹レビューでたくさんワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、
全体的には「コスパが良い商品」としてなかなかオススメできるイヤホンかとは思います。
W1チップのシームレスっぷりも良いですし、特にAppleユーザーにおすすめ。
あと、遅延に関しては普通の使い方なら全く気になりません。
音ゲーは無理ゲーです。(これに限らずBluetoothの宿命)
BeatsXのメリット
使った感想と似た部分もありますが、メリットとデメリットについても触れていきます。
やはりこのBeatsXはW1チップのメリットが最大かと思います。
電源をオンにしたら一瞬でiPhoneが呼んでくれます。
以下、BeatsXをオンにしたときのiPhone画面です。
この接続ボタンをタップするだけで接続できちゃう接続性の良さは素晴らしい。
AirPodsなどもそうですが、iPhoneやMacなどApple製品を持っている方であれば恩恵をめちゃくちゃ受けるでしょう。
BoseやSonyなどのハイエンドモデルで更に音質が良いものもありますが、音質が劣ったとしても利便性はこちらが完全に勝っているので、私はApple信者にはBeatsXなどBeats製品をおすすめしたいです。
他のメリットといえば、ネックバンドがあることで紛失を防げることでしょう。
AirPodsをはじめ、完全ワイヤレスイヤホンだと紛失のリスクがあるのがデメリットですが、
BeatsXは使わないときはイヤホン同士をマグネットでくっつけてネックレス状態にできるので良いですね。
ランニングなどスポーツをする方にもおすすめですね。
バッテリーの持ちも良いです。5分充電で2時間使えるスピード充電機能はもちろん、
フル充電で最大8時間使うことが可能になっております。
AirPodsは1回の充電で5時間です。
メリットと言い切れるか微妙ですが、音質もほとんどの人にとっては満足いくかと思います。
私もまずまず満足しています。低音は物足りなく感じると書きましたが、全体的にバランスは悪くないです。
BeatsXのデメリット
一方、BeatsXのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、重さです。AirPodsは両耳で8g、BeatsXは20gあります。倍です。
ネックバンド部は首で支えてるので重さは気になりませんが、
全体の重さとして気になる方もいるかも知れませんね。
また、BeatsXはワイヤレスではありますが、ネックバンドから有線で耳まで繋がっているため、
断線するリスクがあることが大きなデメリットでしょう。
一般的に、イヤホンの断線のしやすい箇所としてはアダプタ差込口付近が最も多く、BeatsXについてはそこがワイヤレスなので基本的には問題ありませんが、やはり気になるポイントではありますね。
断線が怖いという方の場合は、AirPodsも良いですし、音質の良さやカナル型に拘りがあればSHUREのSE215ワイヤレスなどがおすすめです。私も選択肢に入れていました。
また、私にとっては大きなデメリットではありませんが、電源のオン・オフがボタン操作なのが面倒という声もあります。
AirPodsだとケースから出したら自動的にON状態になりますからね。
カバンからサッと出してサクッと聴きたい方であれば面倒に感じるかもしれません。
デメリットと言えるか微妙な部分ですが、テクノロジーとしてAirPodsに劣っている部分もあります。
例えば、AirPodsだとボリューム調整はSiriを呼んで音声で操作します。
一方、BeatsXは物理ボタンです。実際に使うとBeatsXの物理ボタンの方が便利ではありますが、
最先端テクノロジー感を感じたい人であればAirPodsがおすすめです。
以上が私が感じるデメリットでしょうか。
BeatsXはこんな人におすすめ
BeatsXを検討している方は多分「AirPodsとどっちを買おうかなぁ」という方が多いと思います。
どちらも良い部分があるので予算や好みに合わせて買えば良いと思いますが、
予算の都合でBeatsXを買った私も結構満足していますし、おすすめできます。
紛失リスクもありませんし、値段と性能の「コスパ」に優れた商品かと思います。
また、先述しましたが、AppleユーザーであればBeatsXかAirPodsのどちらかを持っておくと便利です。
スポーツをする方にもおすすめしたいです。(防水ではないですが)
BeatsXもAirPodsも良い面も悪い面もありますが、やはりApple製品との相性の良さは他のデメリットをかき消すくらい、良いものです。
是非購入を検討してみてください。
この商品も入っている2019年に買って良かったもの記事も是非御覧ください。
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