ども、本業フォトグラファー&レタッチャーのアリカワです。(本業収入は子供のお小遣い程度)
今回はTwitterでやりとりしていた内容なんですが、blogで一人でも多くの人に伝えられたらと思い書いてみたいと思います。(※2016/01に執筆)
料理写真やカフェの写真で半逆光が基本、ということは以前お伝えしました。
→料理を美味しそうに撮る秘訣は「半逆光」です! – アリカワブログ
半逆光で撮影しても灯りのギラギラ反射するのが気になるんだけども!!
という人も多いかと思います。
その対策を。
木枠などにトレペを貼り擬似フラッグを作る
木枠や金属枠(影が出るので可能な限り細い方が良いです)を用意します。
今回は簡易的にダンボールで枠を作ってみました。
その枠にトレペを貼ります。(ダイソーでA3サイズ10枚100円)
今回はこのサイズ、枠の太さでやってますが、
本来は細い枠、大きい面でやるべきではあります。
ライティングは大は小を兼ねると思っております。
↓本当の現場で使うのはこういう「フラッグ」と呼ばれる道具。
金属枠を用いて、トレペじゃなく多くの場合「ユポ」というものを使います。
トレペは商品に紙の目が写り込んでしまうんですが、ユポはそれがありません。
が、普通の撮影ならそこまで神経質にならずに、トレペでいいと思います。
あとユポは高いです。お金があるならユポでいいけど普通はトレペでいいかと。
ユポの値段の高さに引いてもらいたいからAmazonのユポのロールのリンクを貼っておきますw見てビビれ!!w→「ユポ ロール」
作例
まず特に気にせずに撮影したコーヒー。一応逆光を意識してますが、水面のギラツキ、反射が気になります。
そこで、光源とコーヒーの間に先ほど作ったフラッグを差し込みます。
↓すると、こうなります。水面の反射がなくなりました。液体のシズル感みたいなのは失われた感はありますが、先の写真のように余計な光はカット出来ました。
(液面があまりにもトレペの影響で白くなったので多少フォトショでイジってますw)
フォトショでかっこ良くしてずるい!というのは抜きにして、下の方が良いと思いませんか?上の方がいいですか?じゃあそのままでいいですw
一応こういうやり方もあるんだよーと頭の片隅に入れておいていただければ。
という感じで反射はトレペである程度防げるよ!というお話でした。
あとトレーシングペーパーは撮影でよく使いますので、ロールで買った方がいいかと思います。安いし。あと大きいし。←これ大事。
↓それとこういうスタンドやアームがあれば一回一回切らずにロールを伸ばして使えるのでいいですよ。僕の家には無いけど、お金が貯まったらこういった撮影道具一式買おうと思ってます。はい。
↓スーペリアのトレーシングペーパーは評判が良いけど堀内カラーのトレペも安くて良いです。Amazon楽天以外にもヨドバシなども安いので色々探してみてくださいまし。
僕のオススメは下のスーペリアですかね。