これまでIntelのチップを使っていたAppleのMacですが、
Apple Siliconという自社チップを使ったMacを2020年に発表しました。
この記事を書いている時点では2020年発売のM1、2021年のM1Max、M1Proがあります。
今回はこのうち、最初に発売されたM1チップを載せているMacMini(2020)を購入しました。
2020年は2018モデルをマイナーチェンジしたIntel版のMacMiniがあり、
そちらをEarly2020、M1をlate2020と呼んだりもします。
M1 MacMini late2020のスペック・性能・特徴
まずは購入したMacMiniについて紹介していきます。
M1 MacMini late2020のスペック
スペック
- メモリ8GBストレージ256GBのベースモデルは79800円(税込)
- 購入したのはメモリ16GBストレージ512GBのカスタマイズモデルで123800円(税込)
- ただし整備済み品だったため110000円程度(+12000円ほどでAppleCare加入)
- メモリの選択肢は8GB/16GB
- ストレージの選択肢は256GB/512GB/1TB/2TB
- Ethernetをギガビットから10ギガビットへ+11000円で変更可能
- M1チップはMacBookAirはGPU7コア8コアが選べるがその他は8コア、今回のも8コア
- M1チップは仕様で外部モニター最大2台(MBA/MBPは本体のモニターを1台に含むため外部は1枚)
- USB-Aが2つ、USB-Cが2つ、HDMI、Ethernet、3.5mmジャックがあり
といった具合でしょうか。
ベースモデルだと8万円程度で買えるため非常にコスパは良い商品です。
その他モニター、キーボード、マウスなど持ってない人は買う必要はありますが、
使い回せる既存品を持っている方には非常におすすめできるかと思います。
これまで使っていたMacとの比較
このM1MacMiniを買うまではiMac2020 27inch、iMac 2013 21inchを主に使っていました。(2つの場所で作業をするため2台)
今回買い換えるきっかけになったのがiMac2013がちょっとなぁと思い出したからです。
iMac2013 21inchのスペックは、
Intel i5/メモリ16GB/SSD512GB
といった感じです。メモリとSSDは自分で換装していました。
ぶっちゃけ軽いプログラミングや画像編集、ネットサーフィンなど、
まだまだ現役で使えるスペックではあります。
ただ、仕事の都合上強めのスペックのものではないとキツイ場面が多いため、
買い換えることになりました。
M1 MacMini late2020の外観
外観はこんな感じになっています。これまでのMacMiniと同じです。
サイズは2014,2018,early2020と同じで、高さ3.6、幅19.7、奥行き19.7cmになっており、
重さは2014,2018,early2020が1.3kg、2020が1.2kgと少しだけ軽くなっています。
ポート類に関しては上述しましたが、
2018やearly2020に比べてUSB-Aが2つ減っているのはマイナスポイントですね。
M1 MacMini late2020の購入の決め手と比較した商品は?
M1MacMini Late2020を買うにあたって比較した機種がありました。
私はこのMacMiniを2021年11月という発売から1年経過後に購入しました。
その間にM1MaxとM1Proを搭載したMacBook Proも出たため、かなりほしいと思った次第。
また、同じM1でもMacBook AirとMacBook Proがあります。
M1のMacMiniを選んだ大きな理由は、シンプルに値段が安いからです。
定価そのものがM1Pro等に比べて安いのももちろん、整備品が出始めたというのも大きいです。
AppleWatchを整備品で買ったり、Appleの整備品の品質に関しては全く問題ないと思っているため、
最初からお得に整備品を狙っていました。
ただ、整備品を狙う中で、カスタマイズモデルは在庫があまりないことがネックでした。
MacBookは買う人が多いからかそこそこカスタマイズモデルも出ているのですが、
MacMiniはそこまで人気が…という感があるため、16GB/512GB以上というのはほぼ無くて。
在庫通知メールが来るサービスを利用したりしてやっと手に入れることができました。
という感じで買った決め手は値段が安いというのが最大の理由です。
そして「値段が安い」のと同時に、私はUSキーボードを使っているのですが、
整備品MacBookにはUSキーボードはほとんど出ないというのもあります。
MacMiniだと好みのキーボードを利用できますが、Macbookだとそうはいきません。(外付けもできるが)
そういう理由から、私がMacBook系を買う際は新品かヤフオクやフリマアプリという選択肢になってしまいます。
USキーボードの中古品も見つけて心が揺らいだのですが、ちょうど見つけた日に整備品MacMiniが入荷したというのも縁を感じました。
といった感じで、
・M1MacMiniは安い
・更に整備品で安く手に入れたい
・MacBookはUSキーボードを選ぶと新品か中古しかない
という理由になります。USキーボードのMacBookが整備品に出ていたら買っていたかもしれません。
M1 MacMini late2020を実際に使った感想?
MacMiniの用途は普段遣いと仕事用半々くらいです。
普段遣いに関してはiMac2013でも全く問題なかったですし、このM1MacMiniも当然サクサクです。
仕事用でいうと、私の使い方の問題もありますが、
メモリが16GBだとちょっと足りないよなぁと感じます。
これまでiMac2013も16GBでやれていたので同じ程度かそれ以上にはサクサクいきますが、
iMac2020は64GBのメモリを積んでいるため、そちらに比べるともっさり感があります。
というのも、
・AndroidStudio(プログラミングコードを書くソフト)
・エミュレータ(プログラミングしたものをパソコン上で起動するもの、重たい)
・GoogleChrome
・FireFox
・その他GithubのGUIソフト等軽めのもの
といった開き方をしており、多分開きすぎなんだろうなぁとw
必須であるAndroidStudioとエミュレータのみであればまぁOKかも?という感はあります。
僕みたいに立ち上げたソフトをこまめに消さない、ブラウザのタブは閉じない、
といった面倒くさがりの人にとってはメモリ16GBじゃ足りないよなという話で、
一般的な使い方であれば16GB、もしくは吊るしモデルの8GBあれば足りると思います。
ただ、M1はメモリが少なくてもいける!みたいなレビューが多かったですが、
果たして本当にそうなのかな?という感はあり、
これまでのMacで16GBを使っていた方はこれまで通り16GBを選ぶ、
もしくはM1Maxなどの32GB以上を選んだ方が絶対に幸せになれると思います。
体感的にはiMac2020>M1 MacMini>=iMac2013といった感じでしょうか。いや、流石に2013よりは上かな…w
M1 MacMini late2020のメリット・デメリット
さて、この記事を読みに来てくださっているということはMacMiniを買おうかなぁと少しでも選択肢にある方かと思います。
そういった方へ向けて買うべきか否か、メリットとデメリットを紹介してみます。
メリット
・とにかく他のMacと比べて価格がお手軽で安い
・ファンレスじゃないから熱くならない、Airはやはり熱を持つらしい(社長いわく)
・ファンありだけど基本的にはとても静か
・好きなキーボードやモニターを使える
・特にモニターに関しては27+27inchなど大型を2枚使える(MacBookは基本的には無理)
・当初言われていた不具合なども減ってきて安定してきている
・なんだかんだで性能は良い
・整備品でも買うことが可能
・AppleCareが安い(MacBookの半額くらい。持ち運ばないからね…)
デメリット
・キーボードやモニターを持っていない場合は別途用意する費用がかかる
・性能は良いもののM1Max,Proが出た今は劣ってしまう
・メモリが最大16GBまでしか積めない、普通の人は大丈夫だけど
・カスタマイズモデルは整備品にめったに出ない
・メモリ増設は不可能(intel iMac27inchがApple最後の良心)
M1 MacMini late2020はこんな人におすすめ
タイトルを編集
- 初めてMac使うよ!っていう方(モニターとキーボードは別途いるけど)
- できれば安い方が良いんです!という方
- パソコンは家でしか使わないよ!という方(軽いので持ち運べるけど)
- M1ってどうなん?って方
- そこそこ重たい作業をするけど安い方が良いよねな方
なんかはM1のMacMini良いですよ!動画編集バリバリやるぜ!とかいう方はMacBook ProのM1Max,Proを買ったら幸せになると思いますw