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(2021年10月の増税に対応した価格を記載しています)
私は10年近く普通の紙巻を吸っていましたが、
2015年くらいから手巻きタバコを愛煙しています。
現在、紙巻タバコは500円くらいが主流です。
頻繁にタバコは増税されて辛いですね。
私がお金持ちなら値上げされても関係ありませんが、生憎貧乏人。
コスパを考えて手巻きタバコを吸うようになりました。
普通の紙巻きを1日1箱吸うとなると1ヶ月に15000円近くとなりますが、
私は手巻きタバコで一月のタバコ代が7500円以内になりました。
※30グラムパウチを3日で1つ消費するくらいの一般的な吸い方です
わかばやエコーなど安タバコでもいいんですが、
安タバコも増税されてコスパも悪くなりましたし、
味もそんなに美味しくないんですよね。
スカスカで燃焼時間も短く、物足りない感じもしますし。
そこで、タバコの値上げに嘆いている皆さんにおすすめしたいのが手巻きタバコです。
普通の紙巻たばこに比べて燃焼剤や余計なものが入ってないのものも多いで、燃焼時間も長く、味も美味しいです。
タバコの値上げに耐えかねて最近は手巻きデビューをする人も増えています。
ということで紙巻たばこユーザーに手巻きタバコを布教やオススメする記事を書いてみたいと思います。
手巻きタバコに必要なもの・用意するもの
用意するもの
- 【必須】シャグ(葉っぱ)
- 【必須】巻紙・ペーパー(葉っぱに付属するケースが多いです)
- 【半必須】フィルター(なくても吸えますが)
- 【あると便利】ローラー・ローリングマシーン
- 【あると便利】タッパー・ヒュミドール
まず、上に挙げた手巻きタバコを始めるにあたって必要なものを紹介していきます。
シャグ(葉っぱです)【必須】
シャグと呼ばれるタバコの葉っぱが無いと吸えません。こちらは必須ですよね。
色んな種類があります。フレーバーのもの、メンソールのもの、無添加のものなど。
私は手巻きデビュー時はコルツの無添加のやつかチェの赤を吸ってましたが、
現在はpepeのリッチグリーンを吸っています。(銘柄に関しては後述します)
巻紙(まきがみ・ペーパー)【必須】
巻紙(ペーパー)も吸うためには必須です。
大体のシャグに50枚や60枚付いているので、
初心者のうちはそれを使えば良いかと思います。
別途でわざわざ買う必要は無いですが、拘りがあったら買うべきでしょう。
ちなみにシャグ付属分の50枚や60枚をシャグ1パックでちょうど使い切る感じです。
私は比較的ケチケチ少なめのシャグを巻くため、
たまに巻紙が足りなくなるので一応家にストックはあります。
フィルター【あれば便利】
無くて良い人はいらないです。
紙巻たばこで両切りを吸うのに慣れている人であったり、
重い感じの喫味が好きな人、コスパ重視の人は必要ないです。
私は口にタバコの葉っぱが付くのが嫌いなのでフィルターありです。
1つ2円くらいですね。ヤフオクなんかだと1つ1円とかが相場です。
メンソールのフィルターはやや値段が高いです。
※私はメンソールは苦手なので知識がなく詳しく紹介できずに申し訳ないのですが、メンソールを吸う方はメンソール味のシャグ、メンソールフィルターを買ったり、シャグにハッカ油を垂らすなど、様々な方法があるようです。
ローラーorローリングマシーン【あれば便利】
ローラーやローリングマシーンは巻紙でシャグを巻く道具です。
使わずにハンドロールというのも有りですが、あった方が綺麗に出来ます。
私はローラーを使っています。
ローラーは割と頻繁にビニール部分が劣化して破れてしまうため半ば消耗品です。
柘製作所かRAWのが人気です。巻きやすさでは柘製作所でしょうが、
RAWのものはビニール部分(エプロン)のスペアが一つ付いてくるのでコスパがよく、
私はRAWのものを愛用しています。
ローラーではなく、ローリングマシンというものもあります。楽だという人もいますが、
私はローラーの方が早く、自分好みに巻けるのでローラー派です。
一応紹介はしておきます。ローラーかローリングマシンどちらかがあると良いでしょう。
タッパーやシガレットケース【無くても可】
シャグを保管するタッパーやシガレットケースがあると便利です。
私はシャグを買ってきたら、大きなタッパーにシャグを出します。
百均なんかでタッパーを買ってくると良いかと思います。
シガレットケースも持ち歩く際にはあると便利ですが、
紙巻たばこの箱などでも代用出来るので必須ではありません。
私は最初は紙巻たばこの箱に入れていましたが、見た目がアレなので、
メルカリかラクマでシガレットケースを買いました。
タッパーは自宅で保管する際にかなり便利なので買っておくと良いでしょう。
加湿用のヒュミドール【無くても可】
シャグを保存する際に、ヒュミドールと呼ばれる加湿用の道具があると便利です。
乾燥していると辛い感じになってしまうため、
加湿すると良い感じの喫味になって美味しいです。
専用のものが売っていますが、自作も出来るので時間があれば自作した方がコスパが良いです。
以下の記事で100均での自作方法を書いたので是非そちらもご覧ください。
とりあえず吸いたいならシャグのみ買えばOK
手巻きするだけなら、シャグ(葉っぱ)だけ買えば手で巻いて吸うことが可能です。
シャグには50枚くらいペーパーが付いてきますので、
ハンドロールでフィルターなしで巻けばシャグを買うだけで吸うことはできます。
道具を揃えてからやっぱ違うなとなっても初期投資費用が勿体無いですし、
まずは最寄りのタバコ店で1パウチ買ってみるのがおすすめかも知れません。
手巻きタバコの巻き方
ローラーでの巻き方とローリングマシーンの巻き方の動画を載せます。(どちらも1分くらいの短いのをチョイスしました)
まずはローラー。
次にローリングマシーン。
私はローラーとローリングマシーンのどちらも持ってますが、
体感としてはローラーの方が早く巻けるのでローラーを使ってます。
また、道具を使わず、手だけで巻くハンドロールというものもあります。
以下動画はあまりキレイに巻けていませんが、一応1分くらいの動画なのでご覧ください。
個人的には、ローラー>ローリングマシーン>ハンドロールという巻きやすさです。
ローリングマシーンは外で作る時なんかに良いです。ケースにもなりますし。
ちなみに私は週に2回くらい、1回に2パウチか3パウチまとめて巻いています。
大体、1回で1時間から2時間でしょうか。時間が勿体ないと思う方は手巻きタバコはダメかも知れません。
安価で美味しいというメリットの反面、時間という対価を払うのが手巻きタバコです。
巻いている時間は他のことを忘れて没頭できるので私は好きな時間だったりします。笑
手巻きタバコの道具やシャグのおすすめや売っている場所
最初に書いたものとかぶる部分がありますが、使う道具や手巻きタバコが売っている場所を紹介します。
初期費用や消耗品はネットが安いし便利
他人にオススメすると初期費用が掛かるんでしょ?とよく聞かれるんですが、そこまで高くないです。
ローラーが数百円、そしてフィルターが1つ1~2円を都度買い足す感じです。
↓ローラーは以下のRAWというメーカーのローラーがおすすめです。予備のシート(エプロン)も付いてきます。
頻繁に破れたり破損するので消耗品ですね。巻やすさは柘製作所です。
そんなに高価なものではないので、いつ壊れても良いように1つ予備を持っていると安心です。(ハンドロールなら不要です)
↓ローリングマシーンが良い人はこちら。
ちなみにローリングマシーンはデフォルトのナイロンから布に変えると良いです。(ハンドロールなら不要です)
その他フィルターも。
↓普通のタバコならこちらがお買い得。1つ2円弱。ヤフオクだと1つ1円くらいです。
↓メンソールフィルターもあります。私はメンソを吸わないので詳しくないのですが、葉っぱ自体にメンソールが入ってる場合もあります。そういった場合にはフィルターもメンソにする必要があるのかな?という感じはします。メンソのフィルターはちょっと高いです。
↓巻紙は無漂白のスローバーニングのでも5つくらい買っておけばとりあえずは大丈夫。
基本的にはシャグに付いているのですが、足りない時用にストックがあるといいですね。
シャグをケチって少なめに巻いていると必ず巻紙が足りなくなるので一応買っておくと吉。
手巻きタバコのコストはいくら?
2021年10月値上げ時点での相場はシャグは1gあたり27円くらいです。(1本0.5gから0.8g使う)
大体私は25gのシャグだと50本巻くのでフィルター代を合わせて1本15円弱くらいになってるのかなと思います。
(内訳:シャグ0.5g→13.5円、フィルター1つ→1円)
現在一般的な紙巻たばこが1箱20本入りで500円〜、
手巻きたばこだと20本で290円程度です。
ここにローラーが壊れた時などの金額も加算されてしまいますがそこは省略。
エコーなんかより安い値段で、味は完全に手巻きの勝ちだと個人的には思ってますし、
燃焼時間が長いので1本あたりの満足感が高いです。
また、余計な燃焼剤などが入っていない分、紙巻きたばこに比べると幾分か体に良いです。
初期費用もローラーくらいなので誤差の範疇かなと。
葉っぱ(シャグ)はどこで売ってるの?
↑ここのページに行って都道府県をクリックしてお近くのお店に行きましょう。
このWikiに載っている大体のお店には手巻きのシャグも置いてると思います。
事前に置いているか電話するのもありかも知れません。
無ければ取り寄せも可能かも?
近くにシャグが置いてあるお店が無い場合は通販で買うと良いでしょう。
全国でいくつかのたばこ店が通販に対応しています。
楽天市場にもあるので楽天ポイントが貯まっている人は、
そちらで買うと良いでしょう。
以下リンク先の楽天市場のお店でシャグを扱っています。
※1パウチに1つペーパーを付ける売り方なので若干割高です。
Wine&Ciger大越酒店
他にも通販をしているお店はあるので探してみてください。(どこも初回は本人確認書類提出があるなど面倒ではあります)
ちなみに私はチャリで10分くらいのところにタバコ屋があるので、
10パウチずつ月に1回くらい買ってます。
最近ではpaypay払いに対応していて助かっています。
少々遠くても通販よりお店の方がいいのかなぁと思います。
店員さんに色々聞けたりもしますし、試飲(試吸?試喫?)もさせてくれるところもあります。
手巻きタバコが向いている人
・僕のようなニートや暇人。(1本巻くのに1分弱かかります。暇な人じゃないときついかも)
・お金がない人、節約したい人。(わかばやエコーもいいけどこちらの方が燃焼時間が長くてお得)
・味に拘りたい人。(加湿やブレンドなど葉っぱに拘って楽しむのも一興)
・少しでも健康になりたい人(手巻きタバコのシャグの無添加を選びましょう)
・アメスピなど燃焼時間が長いのが好きな人(一般の紙巻きタバコより2倍以上持ちます)
おすすめの葉っぱ(シャグ)は?ランキング形式で!
最初は店員さんに聞いてみるのが良いと思いますが、
私のようなコミュ障の人もいると思いますので、個人的なおすすめを書きます。
・癖がない・吸いやすい・メンソール以外・安い
という点を満たしているものを選んでいます。
(2021年10月からの値上げでの料金で書いています)
1位 ぺぺ(pepe)リッチグリーン
初心者におすすめです。無添加なので雑味もなく、タバコらしい味わいです。
私は3年以上こちらを主に吸っています。
シャグの値段は1g27円を基準に高いか安いかを決めているのですが、
こちらは30g800円と安い部類のシャグなのでコスパも良いです。(1gあたり26.6円)
ペーパーも60枚付いているので別途買わないで済みます。
純粋にタバコを楽しみたい、という人はこちらが間違いないでしょう。
ぺぺにはダークグリーン(深緑)・リッチグリーン(緑)・イージーグリーン(黄緑)があります。
リッチグリーンが一番吸いやすい印象で気に入っています。
ダークグリーンはやや深みがあり、イージーグリーンは吸いごたえがやや軽いです。
↓缶のやつも売っています。(巻き紙60枚なので別途必要ですが…)
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2位 チェ(赤)
こちらも無添加で吸いやすいです。
赤・銀・青とメンソがあります。メンソールならこれが1位かも知れません。
雑味がなく吸いやすいので初心者向きでしょう。
赤が一番重たい気がします。
重いのが苦手な人は銀か青が良いかも知れません。
こちらもほぼ1g26円ルール内の25g680円です。(1gあたり27.2円)
2021年10月値上げでこれまで常に基準内の安さだったのがややオーバーになりましたがまぁ安いです。
↓こちらのお店ではペーパーが別途ついてくるのでやや割高に。
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3位 コルツ
私が初期にチェとともに吸っていたものです。
コルツも無添加なので良いタバコでしょう。
コルツは色々な種類があるのですが、おすすめは、
茶色いパウチの100%ナチュラルというものです。
こちらは40g1130円で1g28.25円です。1g27円ルール内には収まらないです。。(以前はそこそこ安かった)
高ければ美味しいというわけでもないのが手巻きタバコの面白さです。
何種類か混ぜるのも面白いのでやってみてください。
↓こちらもペーパーが別途ついてきて100円加算されています。
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逆におすすめしないシャグの銘柄は?
シャグは人それぞれ好みがあるので正解はありませんし、
色々試して自分の中の正解を見つけてほしいとは思いますが、
個人的に美味しくなかった銘柄を紹介します。
1.ゴールデンバージニア
ゴールデンバージニアは人気のシャグなのですが、シャグの湿りっけが駄目でした。
買ったパウチがたまたま外れだったのか、自分の保存の仕方が悪かったのか分かりませんが、湿気ってたので吸うのが大変でした。
2.ドラム
こちらも人気のシャグではありますが、鰹節のような、酸っぱいキツめの匂いが駄目でした。
3.スタンレー・チョコレート
チョコレートフレーバーに限らず、個人的にはフレーバー物のシャグは駄目ですね。
興味本位で買ったけど吸い切れず捨てました。
紙巻きタバコで匂いが強めのフレーバー系が好きな人には向いているかもしれません。
価格が安いシャグの銘柄はどれ?
おすすめの銘柄、おすすめしない銘柄を紹介しましたが、値段だけで選ぶのもコスパが良い手巻きタバコの醍醐味です。
基本的に私は安い銘柄であるぺぺを吸っていて気に入っていますが、他にも安いシャグを紹介します。
※価格は2021年10月の値上げ時点です。打ち消し線部分は値段が分かり次第書きます。
1位 ハーベスト25g(1g24.7円)
2位ドミンゴ40g(1g26.5円)
3位ぺぺ30g|レッドフィールド25g|PL88ヴァージニアブレンド200g(1g26.6円)
4位ドミンゴ25g|スタンレーバニラ100g(1g26.8円)
5位チェ・シャグ25g(27.2円)
抜けがあるかも知れませんが、これらが安い(約1g27円以下)のシャグになります。
シャグの加湿について
手巻きタバコは簡単に始められるのでとてもおすすめなのですが、
徐々に道具や環境に拘りが出てくる人も多いと思います。
私も以前はシャグを買って適当に巻いて吸って、の繰り返しでしたが、
最近はシャグを加湿して吸うようになりました。
加湿することで、喉が痛くなるようなことが減ったり、
喫味がマイルドになったり辛味が減ったりします。
シャグの加湿は専用の加湿庫みたいなのがあれば良いのですが、
シャグ用の容器(タッパーなど)と「ヒュミドール」があれば簡単に出来ます。
しかしヒュミドールはややコスパが悪いので、100均で代用が出来ます。
そういった加湿に興味がある方は以下の記事も是非ご覧頂けたらと思います。
手巻きタバコのシャグを100均自作ヒュミドールで加湿する方法!紙巻きタバコもOK!
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手巻きタバコが吸えない場所ではVAPE+ニコリキおすすめ
この記事にたどり着いた方は私と同じく趣味がタバコ!というレベルの人かと思います。
私はかなりのヘビースモーカーなのですが、
最近は煙を出したくない場所ではニコリキ入りのVAPEを使っています。
※ニコリキ=ニコチン入りリキッド。輸入する必要がある。
昔VAPEが出始めた頃に吸った時はあまり煙が多くなくて物足りなさを感じたのですが、
最近のVAPEは爆煙で、タバコのような感じで驚いています。
以下の記事でVAPEとニコリキについて書いているので是非そちらも。
VAPEはニコチン入りリキッドのニコリキおすすめ!喉にガツンとキックあって禁煙ができる!
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まとめ
タバコの話って煙たがられるけど(タバコだけに!)、どうしても書きたかったので書きました。
この記事は何度も加筆加筆の繰り返しで冗長な記事になってしまい、
読みづらいと感じた人も多いかと思います。申し訳。
ここを読んで下さっているということは手巻きタバコの仲間入りにかなり近い方だと思います。
最後までご覧頂きありがとうございます。
コスパも良いし美味しいですし、こだわりがあって良い趣味だなと自分でも思っています。
この記事を読んだら手巻きタバコについて大体分かると思うので、
お近くで手巻きタバコに興味がある方や、コスパに拘っている方、
お金がないといつも言っている方などに是非紹介してあげてください。
ちなみに私は猫を飼いたいので禁煙したいんですがね、手巻きタバコにハマってしまってもうタバコが趣味みたいになってるので猫は暫く諦めます。にゃん。
以上です!